告別式のメインとなるのは、御焼香です。たいていの参列者は、御焼香をするために告別式に参加をします。火葬場にまでついていくのは、ごく親しい人たちだけであるケースが多いですね。それほど関係性の深くない一般の参列者は、焼香を済ませて霊柩車を見送れば、それで告別式は終了です。
あとは帰路に付けばいいだけです。焼香は、故人と関係性の深かったものから順に行っていきます。やり方は宗派によっても違いますが、お香を摘んで一回額の前で念じるだけで大丈夫でしょう。参列者が多い場合には、一人があまり時間を取るわけにはいきません。
シンプルに一回で、たいていの場合で問題がないとされています。宗派の規定で三回となっていても、別に文句を言われることは少ないはずです。当日式に参加ができない場合には、弔電だけ打っておいて、後日別個に焼香をさせてもらいに行くこともあります。
一応、しばらくの間は焼香ができるような態勢を整えておくのが普通ですし、連絡をして焼香がしたいと言えば、後で自宅に伺って個別にさせてもらうことが可能な場合が多いです。ですから、当日参加ができなくても問題はないでしょう。
ただ、密葬のようなスタイルで葬儀が行われた場合には、遺族側が来て欲しくないと思っている可能性が高いです。その場合には、後日個別に伺うことも控えておいた方がいいかもしれません。不特定多数の人に来て欲しくないがために密葬スタイルを選択するパターンは少なくないからです。
お葬式には、色々と気を使わなければならないことが多いですから、相手の立場に立って考えられるようになりましょう。自分の都合よりも、ご遺族の気持ちを考えて行動ができるようになるのが理想です。ちなみに、焼香というのは日本独自の文化であって、仏教の伝来地である中国でも普通はしません。
もちろん欧米でもすることはほぼありませんから、世界的に見てもかなり珍しい風習だと考えていいでしょう。
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